Kiyoshi TAKIZAWA web   Japanese   English
光の空間を求めて
 
 光に携わる事で生命力を感じることが出来る。
視覚的な光はもちろん、生命という暖かな光、概念的な光。
光は日常生活の身の回りにあふれている。生命の喜び。
その可能性に向き合いたい。
 
 光に関わるために影を考える。
影によって光を感じる事が出来るからだ。
場所性、特に建築空間によって作品の傾向は大きく左右される。
闇を作るもののひとつとして壁面を考える。
空間を仕切るための壁面。
国や領地を隔てるための壁面。
敵から守るための壁。
人間同士の見えない距離を図る心の壁。
壁は時に守るための手段であり暴力的に分け隔てるための分離壁となる。
人は閉ざされる事によってその向こう側を意識する。
人は影が出来れば光を求めて壁を乗り越える。
そこに生命の本質がみいださせる。
私はこうした生命の生きる方向性に力を与えられ作品制作に向き合う。
 
 
2009 瀧澤 潔